【台湾台北】総統府見学は予約不要!観光での参観方法や行き方など

台湾・台北にある総統府は、その名の通り台湾の総統が執務を行う場所。日本統治時代に台湾総督府として建てられ使われていた建物は見ごたえがあります。台北観光の際もぜひ立ち寄ってみたい場所。今回は、この台北にある中華民国総統府の見学・平日休日参観の方法、総統府への行き方などを詳しくご紹介していきます。予約は基本いらないので思い立ったら行けますよ!

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台湾・台北にある中華民国総統府は完工100周年


現在中華民国総統府として使われている建物は、もともと日本統治時代の1919年に完工し、台湾総督府として使用されていました。建物の完工から2019年で100周年。第二次大戦で爆撃の被害に逢いましたが、修復が行われ、1998年には歴史的な建築物として國定古蹟としても登録されました。赤と白の姿がとても優美ですね。

総統府の見学方法は「平日参観」と「休日参観」の二種類!観光目的可


台湾の総統府の見学方法には、大きく分けて「平日参観」「休日参観」の二種類があります。
「平日参観」月曜日から金曜日まで、基本的に平日なら毎日開催。
「休日参観」は、基本的に一か月に一度だけ、決められた日に参観ができます。
月の最初の土曜日に行われることが多いですが、それ以外のこともあり、一月は1月1日に行われることが多くなっています。
目的は特に聞かれませんので観光で訪れて構いません。

休日参観の年度日程はこちらから

総統府の参観可能時間は?


参観時間も決められています。

平日参観:9:00から12:00(11:30より前に入場の必要あり)
休日参観:基本的に8:00から16:00ですが、その時によりますので、上の年度日程をチェックして下さい。

休日参観は人気があり、外国人観光客を含めて国内外から多くの人が見学に訪れますので、早めの時間に行くことをおすすめします。

「平日参観」と「休日参観」の大きな違いは?

「平日参観」と「休日参観」で何が違うのでしょうか。もちろん見学できる時間もなのですが、一番大きな違いは、参観可能な場所です。
「平日参観」の場合、見学できるのは一階の展示室と回廊部分のみ。
「休日参観」の場合は、一階展示室と回廊に加えて、正大門、敞廳、大禮堂、南北苑が参観可能です。

参観可能な場所は区切られており、その他のエリアには勝手に行けません。


写真は大禮堂です。

一回展示室も、総統府の歴史などが展示してあって興味深いですが、やはり建物としての造りなどを味わうなら休日参観がおすすめです!

台湾総統府の見学は予約制?どこで受付するの?

平日参観の場合、15人以上の団体の場合は3日前までに予約が必要。個人の場合は予約は不要です。
休日参観の場合、予約は不要です。

参観を希望する人は、総統府の裏側にあたる、寶慶路と博愛路の交差点にある三號門で並んで受付をします。(台北市中正區重慶南路1段122號-三號門)

日本人観光客が参観に必要な持ち物は?持ち込めないものは?

参観の際、受付で身分証明書の提示手荷物検査があります。
日本人観光客なら身分証明書はパスポートでOK

スーツケースなど大きすぎる荷物は持ち込めません。犬や猫などのペットもダメ。ライター類は受付で預ける必要があります。
中では飲食禁止・喫煙も禁止です。

バリアフリー設備は?車いすでも見学できる?


総統府内は車いすやベビーカーでも見学できます。
スロープやエレベーターのある場所に個別に案内してくれますよ。ちなみに一階には授乳ができる部屋もありました。
写真は正面入り口の階段。この階段には昇降機がついていて、車いすやベビーカーを持ち上げてくれます。入口の脇の憲兵さんは、他の中正紀念堂などと同様、一切動きません。すごいですね。お疲れ様です!

総統府内はなんと写真撮影OK!


総統府の中は、見学が許可されたエリアなら基本的に写真撮影がOKです!撮ってはいけない所では係りの人が注意してくれます。

ビデオ撮影は禁止されていますので気を付けましょう。

参観は無料!


総統府は参観料はいりません。平日も休日も無料です。
それもあって休日参観には多くの人が訪れます。

台湾の総統府への行き方!最寄駅は「西門」


それでは、総統府への行き方を見ていきます。
最寄駅は台北MRT板南線と松山新店線が通る「西門駅」3番出口から地上に出ます。


出口を出たら、そのまま出た方向に「寶慶路」をまっすぐ進みます。


「桃源街」との交差点なども越えて、ずっと真っ直ぐ。


「博愛路」との交差点に着きました!徒歩で5分ほどと近いです。この交差点を越えた右側が総統府見学の入り口になる3號門です。簡単ですね!

総統府内のお土産屋さんも充実!


総統府の一階部分にはギフトショップがあります。小さい空間なのですが、品ぞろえがいいです!主に雑貨類を扱っており、台湾に特化した商品や、総統府のオリジナルデザイン商品なども多くあって、台湾土産としてぴったりですよ。

台湾・台北の総統府の参観方法は難しくない!

今回は台湾・台北にある中華民国総統府の見学の仕方をご紹介していきました。
パスポートさえ携帯しておけば、参観方法自体は難しくありません。国の中枢機関であるので、警備の方々も銃を携帯しているなど物々しさは少しあります。平日参観も可能ですが、やはりおすすめは休日参観です。自分のペースで見学できて、所要時間は二時間もあればじっくり参観できます。予約不要で無料なので穴場の台北観光場所とも言えます。機会がありましたらぜひ行ってみて下さいね!

【中華民国総統府】
住所:臺北市中正區重慶南路1段122號
総統府HP

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